複写機と複合機の違いについて

複写機と複合機は言葉が似ているようで、実ははっきりとした違いがあります。 今回は「複写機と複合機の違い」について、ご説明いたします。

複写機とは?

複写機とは、言葉の通り複写(コピー)のみを行う印刷機器です。コピー機と呼ばれるものと同一です。 一昔前はこの複写機が主流で学校やオフィス、コンビニ等によく設置されていました。

近年では、パソコンを使った業務が主流となっているため、コピーしかできない複写機ではなく、後述する複合機が一般的となっています。

複合機とは?

複合機とは、こちらも言葉の通り「複数の機能を併せ持った(複合した)印刷機器」です。 上記で説明した複写機に、プリンタ・スキャン・FAX等の機能を追加した、いわばオールインワンな印刷機ということです。

複写機やプリンター、スキャナーをそれぞれ使うのは管理も大変ですし、設置するスペースも確保する必要があります。 しかし、複合機であれば1台にそれぞれの機能が集約されているため、設置スペースの節約になります。

また、メンテナンスも一括で行えますので、維持管理も容易です。

デメリットとしては、複合機が故障してしまうと複合されている機能は使えなくなるという点です。

複写機と複合機、どちらが適切か考える

実際に複写機と複合機どちらが良いか判断するには、「業務においてコピー機能以外を使うか否か」で判断できます。

コピー機能しか使わないのであれば複写機(コピー機)で十分ですが、パソコンを利用した業務を行っているのであればプリンターやスキャナー機能は必須となりますので、複合機の方が適切です。

複合機選びに困ったら、販売業者に問い合わせてみるのも一つの手ですので、導入をお考えの方はご相談されてみてはいかがでしょうか?